2024.7.21拍手返信

同人誌へのメッセージとってもとっても嬉しいです!ナイグリを描くと”濃い”メッセージをいただけて、「独りじゃない いつの日も どこまでも」の言葉が改めて沁みます。

>個人サイトの設営から日頃お世話になっております。この度はジャンル初の同人誌発行とのことで、喜び勇んで購入させて頂きました。〜
同人誌を手に取っていただけたのみならず、サイト開設から足を運んでくださっていることに感謝します!
表紙&裏表紙の構図は、本にするにあたって一番描きたかったものです。グリッドナイトの加筆にも気づいていただけて、ありがたいです!箔押しタイトルも今やらなきゃ絶対後悔すると思ったので、予算は度外視で入れました。想像以上に似合っててめちゃくちゃイイですよね。本当に「箔押したい!」「タイトルが単なる白文字だと、ナイトの胸の発光部分に文字がかぶさってしまい見えづらい」以上の強い意図はないのですが、文字の配置やきらめきが原作へのエッセンスが見えうるものになっているのであれば、それはとても嬉しいことです。
ユニバースファイター側の指先とか脚部にフェティシズムを抱えているので、綺麗に見えていたら幸いです。グリッドマンはグリッドビームの構えなど普段しっかり地に足のついたポーズをするので(端的に言うと蟹股)、ハイパーフィクサービーム時に脚部を閉じるとちょっと印象変わりますよね。フィクサービームのインスパイア元(レインボー戦隊ロビンのリリ)といい、グリッドマンにはマスキュリニティの対岸にある中性的な色気を感じているのですが、そういった執念や情念(※)が伝わるものになっていたのであれば、もう思い残すことはありません(※ この情動を愛という美しい言葉で呼べるのか、もはや主観では判断ができません)。ビッグゴルドバーンもおもちゃとにらめっこしながら描いたので、羽根のきらめき等に印象が反映されていたらいいなと思います。

本当は頂いた感想一つ一つに返信をしたいところですが、隙あらば自語りレベル100が無限に続いてしまうので、かいつまんでお返事させてください。

・常日頃グリッドマンとグリッドナイトの間にある愛の違いってなんだろうと考えていたところに、「愛が大きいグリッドナイトと愛が深いグリッドマン」と言語化していただけて感銘を受けました。この簡潔な言葉で表していた関係性を描くためだけに、無限謎漫画列車に乗っていたのだと思います。正直グリ↔︎ナイの愛は気質が違うと思うんですが(ナイトはグリッドマンに親しく身体接触を行う存在がいると妬きますが、一方でグリッドマン側はナイトの交友関係がどんなに広がってもまったく妬かないと思います)、どんな形であれそこに愛があるならそれでいいか…となります。
・「◆まちがいさがし」1コマ目のまちがい数、あんまり意識してなかったな!?簡略化しているので、たぶん間違いは1つです。描く以上、もっと隅まで気合い入れるべきでしたね!(余談ですが、サイゼリ◯級の高難易度まちがいさがしは、「ファミレスを享受せよ」という無料のブラウザゲームで手軽にweb上で擬似体験できます。おすすめです。)
・「◆終電の話」のユニバースファイターは、ツブコン2023スペシャルステージで壇上に上がった実写スーツUFが「肩を振るわせて笑う」というナマでしか生まれようのない動きをしたことが忘れられず反映されています。なので、この漫画に「実写スーツっぽい」とお言葉いただいた時も「伝わるんだ!?」と驚きました。慧眼慄いています…。どんどん人間臭くなり、何考えてるかシステマチックに判断できなくなるグリッドマンには無限に敵いません。
・怪獣アンチくんに「むっちり柔らかそう」と形容いただけるの、とてもいいですね。健康的です。怪獣はおしりがデカくてなんぼだと思ってるので、描くたび無意識にどんどん太っている可能性まであります。バンギラスやカイリュー、ボスゴドラとかに囲まれて育った人間の描く怪獣っぽさが出ているかもしれません(かいじゅうマニア?)
・じつは普段ハグ描くのもびくびくしているので、パトス君の行動に「奥ゆかしい」と反応頂けたのが意外でした。結構攻めたと思っていたんですが、奥ゆかしく見えるんですね!?じゃあもっと攻めたのを描いてもいいかな…いいかも…?となりました。
・元カノ(元カノではない)の姿に擬態するグリッドマンはヒカリさんを描きたかったのが第一ですが、グリッドマンの「誰もがみなヒーローになれる」から派生した性別不明感が出ていたらいいなと思います。心の底から憧れている存在が人間女性に化けたらいったいどんな気持ちになるんだろう…と想像しましたが、ナイトくん女性には慣れてるので、どきまぎすることもなく「誰よその女…!」になるのかなと思いました。
・口腔に関しては原作にそんな要素や描写はどこにもなく、ただ「人の肉体を持つ存在/実体を持たないエネルギー体」という設定にこじつけた個人の性的嗜好でしかないのですが、気に入っていただけて描いてよかったです。おっしゃる通り、無機質で眠らないし夢を見ない体/有機質で食べて眠らなければ生きていけない体のディファレンスから無限の可能性が生まれ、抜け出せないままでいます。実体を持つ生き物の生理的欲求がグリッドマンにも当然存在しているとは思えないので(寝ないのは公式公認ですし)、そのうち直接的な叡智に結びつきづらい食欲と睡眠欲は、ついフォーカスしてしまいます。(叡智なのももちろん見たいしシチュエーションも無限に思いつきはするのですが、恥ずかしいのであんまり表に出していません。全身マッサージで許して。)
なにより、人間体ナイトくんの口にちょこんと生えている牙はかわいいので…。いち人間の目から見てもかわいいのであれば、命という命すべてを愛おしむグリッドマンから愛らしく見えてもおかしくない(?)と言い聞かせています。バスターアンチの擬似口腔はもう単純にセクシーです。可能性がいっぱいあると思います。ベロとか生えてほしい。

ショーイベントや新作のたびに関係性の更新される二人なのでページごとに解釈が全然変わっていますが、それを「流動的な時間が一冊に凝縮されている」と肯定的に捉えていただけて、本にしてよかったと強く思います。まんが1ページ1ページに対する丁寧な読み取りとメッセージ、本当に嬉しくて何度も読み返しています。こちらが意図しているところやそれ以上の受け取り方をしていただけて、それを言葉にして伝えてくださったことも、お礼の言葉もございません。ナイグリの二人にも、自分の描いたものにも、感想をいただけて改めて見えたいろんな気づきがあります。
シリーズを追いかけていてよかった、形にしてよかった、グリッドマンとグリッドナイトに可能性を見出してよかった…というのはもちろんなのですが、ファンダム内にその可能性を受け入れてくれる人がいることに、私は恵まれたところにいると常々思います。ほんとに孤独だったら、妄想や欲望を形にする意味ってなくなっちゃうので…。人によっては30年分の思い入れがある憧れのキャラでいかがわしい雰囲気を描くの、実は常日頃びくびくしているので、受け入れて笑っていただけることに安堵を覚えています。(ほんなら描くなって話になるのですが、もはや描かないことで得られる安寧よりも、描くことによる混沌の吐露をしないと頭がおかしくなってしまう。公式関連でも「(ナイトは)おヨメに行くんか?」とか「結婚式」とか強い言葉が出てきたりするので、どうか本当に許してほしい。)
これからもグリッドマンとグリッドナイトの関係性が描写されるとイイですね!その時は一緒に祝杯を挙げましょう。