ヒロインアーカイブを読んだ

ナイトと2代目ってやっぱりグリッドマンの想像力から生み出された存在だったんだ!!!?!?!?!?
それってグリッドマンがこの二人に「未来あれ」と祝福していたってことじゃ〜ん。グリッドマンもアンチくんと怪獣少女が大好きじゃ〜ん。前から「もしかしてグリッドマン的に抱いたアンチと怪獣少女の成長後イメージなのかな?」とは想像していたものの、いざ明言されると破壊力がすごい。
蓬が「自分のことは自分で決めてきたつもり」と言ったように、全てが原作者グリッドマンの想定ではないと受け取っていますが、それでもグリッドマンの中で「清く正しいグリッドナイト
/彼を正しくオペレーションするパートナー怪獣少女」が存在したという事実、この二人はだいぶ大きな存在だったのかなと伺えて供給過多だよ〜。ナイトくんからグリッドマンへの強い憧れは何度も描写される分、しれっとグリッドマンからナイトくんへのデレが露呈すると嬉しすぎて頭がどうにかなってしまう。
2代目さんとうとう戦闘服が公開されて一安心しました。トリガーが描いてないからなかなか出せなかったのかな。露出ゼロなのに妙な色気があるのが気安く見ていいのか不安になります。彼女に怪獣の姿はないというよりも「人の形をしているけれどそれそのものが怪獣」という概念、なんだか妖怪に近いなと思いました。だいだらぼっちが縮んだとして、それは人の形をしているだけで人間とイコールにはならない的な。怪獣少女は現代の座敷童子みたいだなと思っています。
ひめかわいい、ガウマさんにダイナゼノンを残した理由って「いつか来る怪獣との戦いのために兵器を残した」だと思っていたのだけど、そんな難しい使命とかなくシンプルに「目が覚めた時に一人は寂しいだろうから」だったのかなあ。世界のためだとか大それたもんじゃなく、ただ君のためそれってもう愛だとかなんとかってやつだよ〜。SSSSシリーズは「好きです、付き合ってください」はお互いの意思確認として描写されるけど、「愛してる」に関してはその言葉そのものではなく別の表現で伝える奥ゆかしさがたまらなく好きです。よもゆめのおでこコツンとか。
「ニューオーダー」の名は過去のイベント用朗読劇「ラスト・オーダー」からその次のステップということですが、映像に残らないイベントでも製作側はしっかりキャラクターの骨や血肉として作っているのだとあらためて受け取りました。もう映像残ってないイベントでも全然賞味期限切れてない!乾物?イベント劇アンチくんナイトさんの「誰にも傷つけさせはしない」と「気安く触れるな」も本気で書いたってことでいいでしょうか一生噛み締めよう。賞味期限切れのイベントにすがっているのではなく、今でも大切にしているということで一つよろしくお願いします。
「ラスト・オーダーって広瀬裕也演じる安い居酒屋の店員が神聖宇宙神だったほうじゃない?」という野暮なツッコミは置いておきます。「ラスト・オーダー」も「最後に、お願い」も大して変わらん。そういえばこの時にアンチくんは「命乞いならタッチパネルにでも注文しておくんだな」とまあまあ冗談が言えるようになっていたなと思い出しました。
SSSS.GRIDMAN当時の「六花とアカネのエモーションワールド」みたいな売り方から、「メインキャラからサブキャラまで可愛い女の子大集合!」に徐々に変貌していることに、需要の変化を感じます。グリッドマンの時点で、出そうと思えばなみはすの資料載せられたもんな。なみはすの本名イメージが5年後に発表されるの、IPがしぶとく生きててファンもしぶとく追いかけてるといいもん見られるなあ〜という気持ち。
宇宙船別冊の表紙も発表されたので、今は後夜祭の感覚です。